レスキュー講習会二日目は実践編です。
寒山寺から軍畑までダウンリバーしながら様々なシチュエーションでレスキュー講習をしました。
昨晩の座学を踏まえて色々と試してみることに。
まずは珍しいパドルをなくしたパドラーと一緒に漕ぐときの方法。
なかなかお目にかかれない光景でした。
続いてながされてみます。
泳いでエディーキャッチもしてみました。
で、陸の人はロープレスキュー。
実践編です。
結構流速があるので
うっかりすると救助する側も転倒します。
そうならないように全体で協力します。
まさにチームワークです。
僕が瀬の真ん中の岩の上に取り残されました。
しかもカヤックは張り付いています。
それをみんなで救助します。
皆さん色々と話し合いながら適切なレスキュー方法を考え実行しました。
今度は上野氏が取り残された!
すかさずチームレスキューです。
今回はカヤックがしっかりと張り付いているので
それを剥がします。
その後も突然僕が沈脱。→レスキュー。
上野氏が沈脱。→レスキュー。
僕と上野氏が同時沈脱。
レスキュー、カヤック&パドル回収、再乗艇まで。
しっかりと練習しました。
最後はいつ沈脱するのか妙な緊張感の中、終了となりました。
本当にお疲れ様でした。
皆さんはレスキューについてどう考えていますか?
「私はレスキューされる側だから・・・」
と思っていませんか?
もし一緒に漕いでいる人にハプニングが起こったら
あなたは見捨てますか?
川にいる以上、誰にでもレスキューシチュエーションは起こりえます。
そんな時、たくさんの方法を知っていれば
そのどれかで対応できるかもしれません。
今回ご参加いただいた皆様、
是非みなさんのお仲間に今回の講習内容を伝えていただき
再確認していただけたら幸いです。
そうすることでレスキューへの関心が高まればと思います。
関東はダウンリバーブームがきています。
当然事故が起こる確率も増えるでしょう。
事故を未然に防ぐために
レスキューについて考える良い機会だったのではないでしょうか。
最後に
自分の技術を過信せずに
しっかりと練習すること。
カヤックの上達が一番のレスキューとなると思います。
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